西日本の各地にいる振付家やダンサーが新長田に大集合。西日本のダンスの現在進行形の縮図が新長田に立ち現れます。様々なアプローチからなるダンスにご期待ください。
2015年11月7日(土)
Aプログラム14:00- / Bプログラム16:30- / Cプログラム19:00-
ArtTheater dB 神戸
1プログラム券:前売2,300円
(長田区民・学生・シルバー・障がい者・介助者:2,000円)
2プログラム券:前売4,000円
(長田区民・学生・シルバー・障がい者・介助者:3,600円)
全プログラム通し券:前売5,500円
(長田区民・学生・シルバー・障がい者・介助者:5,000円)
全チケット当日500円増し
シルバー:65歳以上
Aプログラム
上野愛実(兵庫) Narumi Ueno
幼少よりクラシックバレエを学ぶ。京都造形芸術大学でスタッフワーク・演技・コンテンポラリーダンスを学び、以後様々な立場から舞台芸術に関わる。卒業後ダンスの道に進み、京都を中心に活動。また韓国への短期留学を経験。帰国後「国内ダンス留学@神戸3期」振付家コースに参加。どんな些細なことも疎かにせず、丁寧に手をかけながらも、型にはまらない作品制作を目指す。
福岡小百合(大阪) Sayuri Fukuoka
愛媛県松山市生まれ。愛媛大学卒業後、筑波大学大学院にて舞踊学を学ぶ。合田緑、高橋砂織、マドモアゼル・シネマの作品に出演。京都国際ワークショップ「アンジェ×京都の交換留学」研修生として渡仏(2012年)。現在は、星加昌紀率いる星屑ロケッターズに所属。2014年より追手門学院中高等学校の舞踊担当教諭として高校生にダンスを教えている。学校に特別講師として近藤良平氏や北村成美氏、坂本公成氏を招き、高校生とアーティストの出会いの場もプロデュースしている。「踊ること」と「教えること」の両輪を回しながら自身の活動を展開中
photo:junpeiiwamoto
南本研志(兵庫)Kenji Minamimoto
14歳でブレイクダンスを始める。
ダンスバトルやジャムを通じて身体的コミュニケーション感覚を養う。ダンスをきっかけにfunk,jazz,hiphop等のかかるパーティーに没頭し、ヒップホップの文化的側面を現場で体感する。大学在学中にコンテンポラリーダンスに出会う。関典子に学ぶ。冨士山アネットや神戸ビエンナーレの作品に参加し関心を深める。卒業後は様々な公演・WSに足を運び、現在ヒップホップ文化から得たものをコンテンポラリーダンスの脈絡に再構築し、表現する術を探求している。
三浦宏之(岡山) Hiroyuki Miura
M-laboratory主宰・振付家・舞踊家
'93年土方巽記念アスベスト館にて舞踏を始める。以降これまでにダンサー及び振付家として欧州、アジア、北米、南米、21ヶ国40都市以上で公演を行う。'99年ダンスカンパニーM-laboratoryを結成。'02年よりソロワークを開始。’09年東京から岡山へ移住。’10年アートユニットWorks-Mを開始。近年は美術インスタレーション作品も発表。横浜ダンスコレクションソロ×デュオコンペティションナショナル協議員賞受賞。東京コンペ#2優秀賞受賞。
ロスホコス(京都) LOS HOCOS
京都を中心に活動するオヤジダンスカンパニー。2010年、京都芸術センターで開催された『ダンス4オール』のオヤジチームに参加したメンバーを中心に結成する。京都の伝統行事・祇園祭の「山鉾」から名前を「ロス・ホコ(鉾)ス」と命名する。ダンステクニックを身に付けていないオヤジ達が生身を晒して全力で踊り、ダンスの新たな境地を探る。
2012年 9月、旧グッゲンハイム邸(神戸・塩屋)にて初めての単独公演を行う。
2014年1月、DANCE COMPLEX vol.9(大阪芸術創造館)において館長賞受賞。
Bプログラム
今村達紀(京都) Tatsunori Imamura
関節を鳴らすサウンドパフォーマンス「関節話法」、ルールにしたがって息を止めて踊る「無呼吸」などけったいなことをやっている。ある音楽家にいわせると、光の射す厨房で和菓子を丹精につくっているようなダンスを踊る。最近の舞台活動:美術家 村田宗一郎との共作「visiting」。作・演出 桑折現の「To day」に振付・出演。演出・構成・細かい部分の動きのデザイン 塚原悠也の「Hurricane Thunder /Super Conceptual Dance no.001」に出演。
田添幹雄(兵庫) Mikio Tazoe
1985 年生まれ。兵庫県西宮市出身。鳥取大学在学中に日本一周自転車旅行をする。趣味、写真。23歳の春に踊り始める。卒業後、国内ダンス留学@ 神戸1期ダンサーコースに参加。その後、シビウ国際演劇祭(ルーマニア)、鳥の演劇祭(鳥取)に裏方として参加。また若手振付家の創作にドラマトゥルクと して参加することがあり、近年、木村玲奈作品に出演、協働をしている。
北村成美+森田かずよ(滋賀・大阪)
【森田かずよ】 Kazuyo Morita
二分脊椎症・先天性奇形・側湾症を持って生まれる。18歳より芝居を始める。表現の可能性を日々楽しく考えながら、義足の女優・ダンサーとして活動。「Performance For All People.CONVEY」主宰。近年、子どもや障害のある人へのダンスやからだのワークショップ講師やコーディネートを行う。第11回北九州&アジア全国洋舞コンクールバリアフリー部門チャレンジャー賞、DANCE COMPLEX vol.11館長賞 受賞。
【北村成美】 Shigemi Kitamura
通称、なにわのコリオグラファー・しげやん。6歳よりバレエを始め、英国ラバンセンターにて学ぶ。「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、国内外でソロダンス作品を上演するほか、日本各地で市民参加による大型コミュニティダンス作品を数多く発表。小・中・高校・特別支援学校・福祉施設、居酒屋、ご家庭の居間、電車、ショッピングモールなどあらゆる場を舞台に、劇団やダンスカンパニー、音楽家や美術家との共同製作にも数多く取り組んでいる。平成15年度大阪舞台芸術新人賞、平成22年度滋賀県文化奨励賞を受賞。www.shigeyan.com
photo:平野愛
田中麻美(岡山) Asami Tanaka
岡山生まれ。岡山在住。合唱をきっかけに表現することに興味を持つようになる。その後、偶然出会ったコンテンポラリーダンスにより、踊ることにのめり込む。これまでに三浦宏之作品「あいまに」Works-M Vol.5「 在 / 不在 」などに出演。2014年より自身の作品制作を開始し、ソロ作品「め く る」(’14年)、「とける」(’15年)(構成・振付・出演)を上演するなど、岡山を中心に活動中。からだが話す言葉を、耳を澄まして聞いていたい。「今ここにいる」ことを大切に踊る。http://asamiimakoko.jimdo.com
photo:Akiko Matsunaga
yummydance(愛媛)
甘味で珍味でスパイシー!な女4人の'おいしいダンス'カンパニー。愛媛松山を拠点に、国内ツアーや海外フェスなど多くの舞台で作品を上演。
メンバー全員が振付家というスタイルで、枠にはまらないパフォーマンスは各地で話題を呼ぶ。トウヤマタケオ楽団との「手のひらからマウンテン」はDVDにて好評発売中!昨年、結成15周年「狂喜の沙汰祭り」開催。最新作はミュージシャン中ムラサトコと共に制作した「女(め)ぐるぐる」。05・08年トヨタコレオグラフィーアワードファイナリスト。
Cプログラム
赤丸急上昇(愛媛) Akamarukyuujyousyou
現実と、非現実のおりなす諧謔味溢れる赤丸ワールド。複雑怪奇な世の中だからこそシンプルに人の心に伝わるダンスを求めて活動中。単純明快。見ていてどこか懐かしい。
山育ちの赤松美智代+海育ちの丸山陽子、二人あわせて「赤丸急上昇」
活動拠点は、愛媛県。これまでに、アメリカ(NY)・インドネシア(ジャカルタ・ソロ)・中国(北京・広州)等、国内外20都市以上で作品を上演、お面をかぶって宴の席にも出没。人と交わるパフォーマンスを継続中。一般財団法人地域創造公共ホールダンス活性化支援事業登録アーティスト。
きたまり(京都) Kitamari
1983年生まれ。ダンサー・振付家・2003年よりダンスカンパニーKIKIKIKIKIKI主宰。
これまでに「トヨタコレオグラフィーアワード2008」"オーディエンス賞"「横浜ダンスコレクショR2010 」"未来にはばたく横浜賞"受賞。2010年~2013年伊丹アイホール「Take a chance project」や「KYOTO EXPERIMENT2011」で新作共同制作を行う。ダンスシーンの活性化と舞台芸術の可能性の広がりを目指し、2013年「Dance Fanfare Kyoto」を立ち上げる。2015-2016年度アトリエ劇研アソシエイトアーティスト。
j.a.m. Dance Theatre(大阪)
演出・振付の相原マユコを主宰に’02年結成。パフォーマー個々の強い動きを持ち味としながらも、その体が織りなす物語性を大切に、イマジネーションをかき立てる作品づくりを目指し関西を中心に国内外で作品を発表、’05年度より(財)伊丹市文化振興財団主催アイホール“TAKE A CHANCE PROJECT”に選出され、3年間新作公演の機会を与えられる。クラブイベント出演、演劇作品への振付・出演、近年は定期クラスやストレッチクラス、コンタクトムーブメントなどのワークショップにも積極的に取り組む。www.jamdt.com
photo:Yujiro Sagami
photo:Matt Leaf
目黑 大路(鳥取) Meguro Daiji
舞踏家、振付家。2001年、アスベスト館に入館。元藤燁子に師事。2002年、「JADE 2002 INTERNATIONAL DANCE FESTIVAL 土方メモリアル」にて、元藤燁子・大野慶人とのトリオ作品 「大鴉」で注目を集める。2003年~2010年、室伏鴻のユニットKo&Edge Co.に立ち上げ時から参加し、世界14カ国、29都市で作品を発表。2004年、自身のカンパニー NUDE を立ち上げる。平成22年度 文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として渡米。今一度、舞踏の特性について考え、舞踏的身体の可能性を探り、そして提示することを目指している。
山本和馬(兵庫) Yamamoto Kazuma
振付家・ダンサー。1990年、新潟県生まれ。高校生の時にダンスに出会う。以降、岡山県を中心に活動し、国内外でソロ作品を発表。
NPO法人DANCEBOX主催「国内ダンス留学@神戸」への参加を機に関西を中心に活動する。
2015年はセッションハウス・ダンス花、踊りに行くぜ‼︎Ⅱ、Dance fanfare kyoto vol.03などに振付家・ダンサーとして参加。また、様々な舞台に参加する傍ら、神戸元町のspace eauuuにて自主企画を行う。三浦宏之の作品に参加。横浜ダンスコレクションEXⅡ2014ファイナリスト
photo:小椋善文